◆22年8月「仕事辞めたい」から考えたこと

仕事

実は、6月中ばから最近まで、いつにも増して忙しく、いよいよ「辞めたいな〜」という気持ちが前面にでてくるようになっていた。ここ2週間は比較的忙しさが落ち着いたので、冷静になれる余裕ができ、最終的に「まぁ、辞めるまでではないか」と思い直すことができた。

仕事のつらさや不満というのは、本当にいろいろあって、人によって異なるものだと思うのだけれど、おそらくほとんどのものを2つに分けることができて、ひとつは仕事自体(仕事にまつわる環境や業務のレベルと能力が釣り合っていない、会社の人間関係など)、もうひとつは仕事によって奪われるもの(帰宅後の生活時間や余暇時間への影響)に対するものだ。

わたしの場合は運よく、というか、今の会社は設立から関わらせてもらっていることもあって、前者に対する不満はあまりない。たしかに、仕事量は多いけれども、仕事自体がつまらない、というのはあまりない。一方、後者の部分が大きくなってくると「辞めたいな〜」と思い始める。

さて、「生活時間や余暇時間が侵食されている」と思う、ということは、自分の中に「こうしたい」「こうあるべき」という時間が存在しているはずである。では、それは何によって定義されるのか、というのを、ちょっと時間をとって考えてみた。

自分の場合は、

  • 18-19時の間で夕ごはんを食べられる
  • しごとの帰りに音ゲーができる
  • 水曜はBPLに間に合うよう家にいたい
  • 朝はやくおきて文章を書きたい
  • 帰りの電車で読書や勉強のできる残HPがいい

等々、ちょっと考えただけでもいろいろ出てきた。日々過ごすなかで「こうしたいな」が「できなかったなー」ばかりになってくると、不全感や虚無感を感じ始める。それが我慢できなくなるラインになると「辞めてえな」に至るんだな〜と、一見当たり前のことを分析してみて、しみじみしたのが今回のところだ。

ただ、さきほど挙げたことがらを100%実現しようとすると、現時点では、朝はぎりぎりまで寝ていたくなるくらい疲れるし、そもそも18-19時に帰宅したことはほぼないし、働いた後の音ゲーなど、疲れて家路に向かってしまうのがいつものパターンである。一方、帰りの読書や勉強や、水曜のBPL観戦もうまく工面すれば何とかなるのかな〜というところだ。

そのため、100%実現するのがむずかしいことは部分的に叶えられそうなラインを探り、実現できそうなことは現状の課題をできるだけ細かく抽出し、それぞれ対応できると、より日々の質を向上でき、「辞めてえな」と思いづらくなるんじゃあないか、という結論に至った。まとめるとこうなる。

  1. 生活や余暇の中での「こうしたい」「これは譲れない」というポイントをできるだけ細かく抽出する。
  2. 現状と比較して差を確認する。
  3. 1で挙げた事柄について、現実的に叶いそうなラインを検討する。
  4. 叶いそうなラインについて、工夫できそう・新たに取り入れた方がよい・捨てた方がいい習慣を検討する。
  5. 実践する。
  6. 一定の期間で振り返って1~5を繰り返す。

となる。今はさっそく1の「こうしたいな」「こうあるべき」を、書き出してみている。挙げてみると、たいしたことのないものほど、日々の繰り返しの中で生じているケースが多いことに気づく。たとえば「月曜以外は、23時にはふとんに入っておく」などだ。そして、同時に「ここまで侵食されるようなら辞めよう」というラインも設定できるように思う。

以降のフローについても、腑に落ちた時点で書きたい。

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